昭和56 年以前に建てられた建物は、旧耐震基準で建てられています。現行の耐震基準を満たさない場合がありますので、耐震診断を行なうことをおすすめします。
耐震性能や施工条件や工期などを考慮し工法を検討、設計、施工まで一貫して行なっています。
オフィスビル、マンションの耐震診断から耐震・免震工事までさまざまな工法で対応いたします。
など、それぞれの工法をご説明いたします。
CRS工法とは、炭素繊維を貼り付けるまたは巻き付けて、耐震性能や耐久性を高める工法です。建物を増改築する際には、現行の法規に適合した耐震補強が必要とされます。 軽い(鉄の1/4)・強い(鉄の10倍)・錆びないという優れた特性を持った炭素繊維による耐震補強工法です。
所属団体:CRS研究会 繊維補修補強協会:http://www.fir-st.com/
CFRPラミネート工法(トレカラミネート工法)とは炭素繊維にエポキシ樹脂を含浸・硬化させた帯状板をエポキシ接着剤で躯体に接着するコンクリート構造物の曲げの工法です。CFRPラミネート(トレカラミネート)が引張力を負担することで、曲げ耐力が向上します。CFRPラミネート工法(トレカラミネート工法)ではRC 構造物の梁、スラブ、開口部分補強を対象としています。
所属団体:CFRPラミネート工法研究会 : http://www.cl-ken.com/
Q-Wall 工法とは小型で高強度のプレキャストブロックを組積し、ブロック内部にグラウトを充填して構築する耐震壁・袖壁です。従来、騒音や振動の原因となっていた、あと施工アンカーの打設、型枠の組立てや解体などの作業を、ガイドスチールの接着やプレキャスト施工によって解決しました。
所属団体:3Q-Wall 工法研究会:http://3qwall.jp/
アンカー工事は騒音大の工事。
休日限定の工事とはいえ執務している場合も有り少しでも数量が少ない方が良い。
壁鉄筋の配筋本数分のケミカルアンカーが必要……(例) 1壁約100?250発
基本的にはガイドスチール固定用アンカーのみ……(例) 1壁約20?40発前後
壁の造成工事は平日執務時間でも施工ができる工法を選択した方が労務管理も品質管理もしやすいのと工期的にもメリットが発生する。
土日祭日、または夜間に集中的に鉄筋型枠工事をやったとしても生コン打設は土曜日しか施工できないなど工期が不経済に延びる。
資材搬入とガイドスチールを集中的に土日作業することによってそれ以外の作業は平日執務時間内に作業が可能で作業員も固定化少人数で継続的に作業を進めることが可能。
コンクリート打設工事はコンクリートポンプ車+ 生コン車の騒音に加え、型枠をたたく音など相当の騒音になる。
グラウト打設工事はモルタルポンプにて静かに打てるのと高流動の為型枠をたたくなどの音が発生しない。
既存のサッシを残したまま片側からのみで耐震壁を施工したい。
型枠を組む必要が有るため外部サッシを一時撤去し、耐震壁造成後、復旧する必要が生じる。さらにそのための外部足場が必要となる。
既存サッシとのクリアが実質ゼロでも施工は可能。サッシを残したまま完全片側からのみで耐震壁を造成できる。また1 階部分でもサッシを残したままの施工が可能なため、セキュリティ上も無駄な警備、仮囲いも不要となる。
極力平日にコンスタントな施工管理で進めたい。土日、土日のサイクルでは工期が延びる。
主要な作業が土日限定作業である。
土日限定作業も有るが主要な作業が平日可能。
施工管理によっては優劣の差は少ないと思われますが
施工ムラが生じやすい。
高強度材料などを使用し信頼性が高い。
ベニヤを中心とした型枠工事。
ベニヤ型枠を極力少なく施工する。
通常とした場合
在来RC工法と比較した場合短工期、サッシの撤去復旧などが不要などを考慮してもまだ若干のコスト高ではある。
耐震鉄骨ブレースは既存の柱、梁にガセットプレートを溶接やアンカーで取り付けて高力ボルトで固定します。施工計画から施工・各種検査・報告書等の作成まで弊社で実施いたします。
樹脂系アンカーを梁・柱に打ち込み鉄筋を組み立てコンクリートを打設するRC耐震壁です。