企画・提案・設計・施工

オフィスビルの企画・設計・施工

オフィスビルなどの建替えの企画から設計・施工までトータルサポート。きめ細かな対応とコストメリットを発揮します。

オフィスビルの企画・設計・施工

提案事例 「フットマーク株式会社社屋計画 企画提案から設計施工のトータルサポート」

お客様は建替えプランを「社員全員でつくり上げていきたい」というユニークな発想で、当社はコンセプトづくりから参加しました。フットマーク様らしさの創造のため、コンセプトワークやアンケート調査、イメージ出しなど、お客様と共同作業で様々な検討を重ねました。 当社に発注していただいた理由は、設計・施工の実績もさることながら、現場調査に訪れた当社社員が「誠実に、たのしそうに、チームワーク良く仕事をしていた」ことも一要素だったとお言葉を頂きました。

フットマーク株式会社 墨田区で創業70周年を迎える。水泳帽子、水着、介護用品を企画、製造、販売のメーカー。2013年新社屋を当社にて設計・施工。

コンセプト「いえ」

フットマークらしさとは。 戦後間もなく木造住宅を増築して創業、建替え前まで社屋として使用した同社は、家族のような温かさと、社員全員の風通しのよさがあります。 そして、墨田区のものづくりの企業として、「あたらしくある、なつかしくある」という墨田区ブランド戦略「すみだモダン」のキャッチフレーズをまさに実践する企業です。わたしたちはこれらを踏まえ、本社ビル設計コンセプト「いえ」を提案。 家族、家屋の意味を含む「いえ」ということばが、墨田区に根づくものづくりの会社としてのフットマーク社の社風を表現しており、社員のみなさまにこころよく受入れられたと自負しています。
コンセプト「いえ」

コンセプトからかたちへ

コンセプト決定後は、「いえ」のイメージを具体的なプランへ反映させていきました。 「いえ」に集う家族のように、社員の一体感を深める空間づくりのため、できるだけ事務所空間を仕切らず一室に。階段室も移動しているスタッフと、執務中のスタッフがお互い見えるように開放的にし、2階と3階をひとつのまとまりとして感じられる空間としました。
コンセプトからかたちへ

さらに社員の集まる「いえ」の中心、リビングのようなカフェライブラリーを計画。 そして、正面の馬車通りには、たて格子のファサードで「いえ」を演出。1階ショールームを計画し、まちへの開放を意図しました。 公園に面する1階には、水着試作のためのパターン室を配置、地域にものづくりの会社としてアピール。吹き抜け部のカーテンウォールをアクセントにして第二のファサードとしました。 その他、屋上空間の有効活用として東京スカイツリーの景色を取り込んだ屋上ガーデン、太陽光発電設備の設置、雨水利用など配置しています。

企画構想からメンテナンスまで

本物件は、同社別館の改修工事の依頼から始まり、施工を続ける中で本社ビル設計の依頼を受けた案件です。 構想段階から、施主、当社営業、設計、施工チームが一体となり、この計画が実現しました。建築主の「おもい」を実現させるため、プラン、工程、デザイン、コスト、工期、メンテナンスまで各部門が寄り添い、対応する。 それが当社の強みであると自負しています。
企画構想からメンテナンスまで

フットマーク社67年の記憶と社風をあらわし、隅田のまちに根づく「いえ」としての本社ビル実現に携わることができました。

KJ 2013年8月号より

フットマーク株式会社社屋新築工事 竣工写真はこちらから

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