企画・提案・設計・施工

REBORN+

松下産業の建物再生事業
REBORN+とは
既存躯体を可能な限り利用して
コストや環境負荷を抑え
最新の意匠・設備を改修時に導入することで
お客様の資産が「価値ある建物」
うまれかわる建築工事です
REBORN+

既存建物をスケルトン状態から改修するREBORN+

設計の柔軟性と自由度向上:

スケルトン状態からの改修は、建物の既存の構造を取り扱いやすくするため、新しい設計の柔軟性と自由度が向上します。既存の間仕切りの位置にとらわれず、最適なレイアウトやデザインを採用できます。

快適性の向上:

スケルトン状態から始めることで、最新の建築技術や持続可能な設備を統合しやすくなります。新しいエネルギー効率の高いシステムやスマートホームテクノロジーを導入し、建物の効率を向上させることが可能です。

費用削減と工期の短縮:

既存建物の躯体を残し、スケルトン状態で改修することで、解体や撤去のコストを削減できます。また、基本構造が既に存在しているため、新しい要素を追加するだけで済み、工期を短縮することができます。

新基準への適合性向上:

現代の建築規制や耐震基準などの変更に迅速かつ適切に適合するためには、スケルトン状態から始めることが重要です。これにより、新しい基準に合致させるための補強や変更がしやすくなり、建物の長寿命性と安全性が確保されます。

持続可能性と資源効率の向上:

スケルトン状態からの改修は、限られた資源を有効に活用する観点からも重要です。既存躯体を再利用することで、新たに建材を大量に使用する必要が減り、環境に対する負荷が低減します。持続可能性の観点から、資源の節約と再利用は重要な要素となります。

施工例1:第三利根川ビル改修工事 【狭小・老朽化・強度不足】

築45年のオフィスビルの耐震及び内外装改修工事。

耐震診断から耐震設計を行い全面改修。事務室は内装を全て撤去し、断熱強化、カバー工法によるサッシ入替えや空調・照明設備など前面更新。耐震補強の鉄骨ブレースが、違和感なく外観のデザインアクセントとなっています。 REBORN+

施工例2:エクアス小石川林町建替え工事 【老朽化・強度不足】

築53年の共同住宅の建替え工事。

文京区初、全国で13例目となる「マンション建替え円滑化法」を活用したプロジェクト。設備の老朽化・耐震基準問題・エレベーター無しなど、多くの問題を抱える建物でした。
建替え目標を5年と決め(一般的に約10年)紆余曲折を経て、目標通り5年という驚異的な早さで実現することができました。
全住戸スケルトンインフィル工法で自由設計とし、各住戸と打合せを重ねプランを決めることで、世代やライフスタイルが変わってもプラン変更が可能となり、住み継ぐことができる建物となりました。 REBORN+

 ※詳しくは、マンション建替え事業をご覧ください。

施工例3:故「篠原一男」氏設計「白の家」移築新築工事 

42年の木造住宅の移築再生工事。

「白の家」は名建築家 故 「篠原一男」氏が設計し、1966年に竣工した現代住宅建築です。
10m四方の正方形上に軒の出1.5mのピラミッド型の瓦の大屋根が乗っており、建物中心に立てた丸太大黒柱と白い空間、最大限に開けられた窓と大きな障子が作り出す抽象的で新鮮な空間です。
建設当時から敷地が都市計画道路上にあり、道路工事着手にあたり立退きし移築・建替えすることになりました。現行の法規に合わせるために再利用できたのは、丸太大黒柱と唐傘を広げた時の傘骨のように組まれた屋根の小屋組みのみとなり、限りなく新築に近い建替えの計画となりました。 
(2008年5月竣工) REBORN+
松下産業は
「人の快適」「建物の快適」を考え
REBORN+を通じて
「価値ある資産」にうまれかわる
お手伝いをいたします。