東京都発注の古川地下調節池取水施設工事を所長として任されています。
この河川はカーブが急でたびたび、水害に見舞われてきました。
現在、1時間50mm以上の雨が降った際に 港区を流れる河川の地下30~40メートルのところに貯水して水位を調節するための立坑、取水施設を施工しています。
建築の新築・改修工事といった専門外の工事も多く担当してきました。
毎回、内心いっぱいいっぱいですよ(笑)
つらい時をどう乗り越えてきたか、いま振り返るとそれは、
「最終的に土木のキャリアに技術を持ち帰る」という目標があったから。
躯体・耐震工事は土木工事と大きな違いがありますが、通じるところはあります。
しかし内装・外装工事なるとまったくの専門外。
建築のしごとは、工種、業者の数が多く担当間の調整が難しい。
建築工事の技術、知識は新入社員と変らない。とことん技術を吸収しようという姿勢であたっていました。
当社の上司や同僚は、どこに配属になっても、そういった自分の姿勢や、自分のポジションが土木部ということを知っていますから、教えを請えば丁寧に教えてくれる。
そうやって、ひとつひとつ乗りこてきました。
土木工事は圧倒的に、官庁工事が多く、工事の進め方、書類の作り方から異なります。
建築の現場で学んだ工程管理、調整などの折衝は、土木でも活かされています。
施工管理のしごとは、現実厳しい(笑)
だけど続けてこられたのは、ずっと「好き」っていう気持ちが消えないから。
現場で協力業者や職人と、あーでもない、とことん真剣に話し合う。
仕上がった時「いいものできたじゃん!」ってお互い達成感があって、これがたまらないんです。
あとは、やっぱり家族、奥さんの支えがあるからこそだと、感謝しています。
7:30 | 出社 |
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8:00 | 朝礼、現場確認。 |
9:30 | デスクワーク、工程表作成、歩掛り(ぶがかり:労務数量出し) |
10:00 | 週例会議(他者の施工会社と建築工事の取り合いを打合せ) |
13:00 | 業者打合せ |
15:00 | 役所にて工事担当者と打合せ |
17:00 | 現場の終了確認、役所の提出書類作成 |
20:00 | 退社 家族が待つ家へ帰宅 |